うちの大きめの家具調こたつは、1 年中居間にあって、食事用のテーブルと私のワークデスクを兼ねている。
こたつを愛するホリーは、冬の間は中に入りびたりで、日がな一日私の足を枕に惰眠をむさぼっていた。
しかし、春が来てあっという間に初夏となり、こたつ布団を片付けることに。
ただのデスクになったこたつを見て、ホリーは愕然としていた。
「おかーさん、わたしのこたつに何したのよ!」と責められた (言葉ではなく、目線で)。
以来、ホリーは朝ごはんが終わるとさっさと 2 階に行ってしまう。私は 1 階のリビングで、1 人寂しく働く。散歩の時間になるまで、ホリーが現れることはない。
「ホリーに会いたいなぁ・・・」
と、同じ家に居ながらにして思う今日このごろです。
2 階で 1 人日向ぼっこをしているホリーの様子を何度も見に行ってしまう。
うるさいめんどくさいって顔される・・・。