とりあえず、うちのサンタさんを置いておきます。
2016年12月10日土曜日
2016年11月29日火曜日
雪の日
記録的な 11 月の雪はホリーの町にも降った
つかの間の雪をホリーも大いに楽しみました
テンション上がりまくっちゃったホリーは、ひらひら、くるくる跳ね回り可愛いのだ。(写真はないけど)
「もっと降るといいな」
すぐに溶けちゃったからね。
ホリーが住むのは、冬季に最低 1 度は雪かきが必要になるお土地柄。人間たちは今回は積もらずに一安心。しかし 11 月からこんな調子では、ちょっとこの先が不安になるね。
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先日このブログでお話しした「ちこさん」、11 月 11 日に、お空に還っていったそうです。
数日前より、食事をとるのをやめ、次に水を飲むことをやめ、それでも亡くなる朝には自力で排泄して、身体をきれいにするようにして、逝ってしまったそう。
残念というよりは、むしろ「おめでとう」という気持ち。
飼い主と死に別れるという不運をものともせず、19 年の長い犬生を見事にまっとうしたちこちゃん。
それを支えきったおかあさんは、「やっぱりさみしぃ~」と目をうるませながら笑っていました(やっぱり犬嫌いなんてウソでしょ)。
ちこさんお疲れさま。おかあさんとおとうさんもお疲れさま。
2016年11月9日水曜日
ちこさん 19 才
シニアのわんちゃんと飼い主さんが、ゆっくりゆっくりおさんぽしている光景はよいものだ。
長年熟成された愛情が伝わってくる。
シーズーのちこさんとおかあさんもそういうふたり連れだ、と思っていた。
ところが、親しくなり言葉をかわすようになると、驚きの事実が判明した。
「わたし、ネコ派なんです。特に小型犬はそんなに好きじゃない」
ちこさんのおかあさんは、さばさばとそう言うのだ。
ではなぜちこさんを飼うことになったのか。
それは、ご主人の亡きお父様の愛犬だったから。
ご主人のご両親の介護が終わったところ、ちこさんがひとり残された。そのとき既に 14 才。
そんなに老い先長くはないだろうという予想に反し、ちこさんのおかあさんは、それから 5 年にわたってちこさんの面倒をみている。
このたび、19 才を迎えたちこさんは、目が見えなくなり、おむつが必要になり、徘徊したり要求吠えをしたりで、おかあさんは目が離せない。
「犬用のおむつって、馬鹿みたいに高いの。なんでだろう」
ため息をつきながらも、おかあさんは高価なおむつや缶詰を用意し、シーズーという犬種に欠かせないカットにも通い、まめに通院している。
犬きらいというのが本当だとは思えないけど (だってとても献身的に世話をしている)、いきなり引き取った老犬の介護を 5 年もするのはなかなか大変だ。
飼い主に先立たれ、行き場をなくして保健所に収容される犬も珍しくないと耳にする。
優しいおかあさんに引き取られたちこさんは、ラッキードッグだ。
「見た目ほど、よぼよぼじゃないんですよ。だっこしてみてください」
促されてだっこしてみたちこさんの身体は、たしかにずっしり中身が詰まっている。
食欲がまったく衰えず、心臓も獣医さんがおどろくほど丈夫らしい。
「これは、成人式を迎えるまでがんばれるかもしれませんね」
「いやだー!」と笑いながら、おかあさんはちこさんをだっこして、ゆっくりゆっくりおうちへ帰って行った。
ちこさんのお耳には、可愛いリボン。
ホリー 4 才。ちこさんから見れば赤子も同然。
爪切りと肛門腺絞りで訪れた動物病院で、先生が 4 才のお祝いのコスプレ写真を撮ってくれました。よもやハロウィンが終わったのにコスプレするとは思わなかったので、油断してた。ホリーさん、安定の舌の長さ。
ホリーがかぶっている「4」才用のクラウン、先生のコスプレコレクションには、1 ~ 20 才用まで取り揃えられているという。おそるべし。
2016年11月1日火曜日
ハロウィン ホリー
ほーちゃん きのうの夜のおさんぽ、ちびっこたちが仮装してたね
「そぉね」
ほーちゃんも仮装したら可愛いんじゃない?
「実はホリーはいま仮装しています」
えっ!?
「ひゃくいっぴき・・・」
ひゃくいっ・・・?
「ひゃくいっぴき」
・・・・・・。
「・・・・・・・」
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道を歩いていると「百一匹わんちゃん!」と声をかけられるホリーですが、実際にはダルメシアンの血は入っていないようです。
本物のダルメシアンの飼い主さんに断言されました。ダルメシアンの場合、ホリーのような霜降り状ではなく、くっきりと黒いドットが入るそうです。骨格もぜんぜんちがった・・・。
ちなみにホリーの行きつけの獣医さんは患者さんにコスプレさせるのが趣味。
いっぱいいっぱいで 魂が飛んでいるホリー
2016年10月29日土曜日
休暇村富士 ~ ホリーと山梨の旅
10 月 20 日、ホリーと一緒に山梨へ。
5 月にも訪れた、休暇村富士のコテージに宿泊、長者ヶ岳に上ります。
前回はばっちり見えた富士山ですが、
この日はどんより曇り空。富士山はちらりとも姿を見せません。
そんなことにはおかまいなくホリーはすっかりごきげんモード。おとーさんと一緒に勇んで山道を駆け上がってゆきます。
ほんとうに山がだいすきなふたり。
わたしは、いろんな意味で体が重たいので、足を進めるだけで必死。やっとの思いで頂上にたどり着いたら、おっさんはもうガスバーナーでお湯を沸かし、お昼の準備をすすめていました。・・・ あのね、わたしの荷物が重いのはお湯の入った魔法瓶が入っているからなの。せっかく苦労して持ってきたんだから使ってくれよ~。
長者ヶ岳頂上からは、素晴らしい富士山の眺望が望めるのですが、
一面雲の中。しかも結構寒かったです。登りでかいた大汗が一瞬にして冷え込んでしまう。おとーさんが用意してくれた山ご飯を食べたら、そそくさと下りを開始します。最近は日暮れが早いから、あんまりゆっくりもしていられないしね。
そんななかでもホリーは元気いっぱい。走りまくり、飛び跳ねまくり、しっぽ振りまくり。全身で喜びを表している。
舌でてるよ。
そんなホリーの姿を見られることが、旅の一番の醍醐味です。私はへとへとのへろへろになりましたが。よかったなぁ、ホリーさん。
「うれしい、うれしいよ!!」
田貫湖畔に下り、湖沿いの遊歩道を歩いて休暇村まで戻りました。ホリーは躊躇なく水の中へ。
寒くないの?
そして草むらにぐんぐん入ってゆくので、種だらけに。
とっても汚い子になりました。休暇村のコテージに入る前に、湿った全身にまとわりつく種を落とすのにひと苦労。
コテージについたら、おとーさんがわざわざ保冷材付きで持参してきた、犬用のアイスクリームのご褒美をもらうホリー。おとーさんはとことんホリーに甘いのです。
休暇村のコテージは広くて清潔で、お気に入り。ただし、お風呂や食事で利用する本館まで、道路をへだててすこし距離があるのがちょっと大変かな。夜には真っ暗だし。まぁ、徒歩 5 分で、車でも移動できますが。コテージで自炊やバーベキューするプランもあるので、わんこをひとりでお留守番させたくないときは、そちらも利用できます。
我が家は、たまの贅沢ということで
ホリーにお留守番してもらい、本館ホテルでごちそうをいただきました。
しかし、おとーさんの着ていた T シャツがこれ。わたしはホリーのまんまるな眼に見据えられ、「ごめんよ~ほーちゃん、すぐ戻るよー」とうしろめたさを感じつつ、おいしいお食事を堪能したのでした。
なじみのない場所で怖かっただろうに、ホリーはよいこで待っていてくれました。ほんとに、飼い主孝行なホリーさん。
翌日は早朝から田貫湖一周のさんぽに出かけます。富士山見えたー。
朝からげんきいっぱい。
たのしいホリー旅でした。
帰りに、まかいの牧場に立ち寄り、陶芸体験。
ホリーさんの足型プレートをつくりました。この後、焼き上げて、完成したら送ってくれるそうです。
届くのがたのしみですー。
2016年10月7日金曜日
バースディ・ホリー
ホリー、4 才になりました。
お誕生日サービスなのか?今朝のおさんぽにはおとーさんが参加。公園でサッカーして跳ね回りました。
<<相変わらず写真がうまく撮れない。>>
ホリーと出会ってから、あっという間の 3 年 6 カ月。 あっという間に 4 才。
楽しい毎日は、ホリーさんあってこそ。
かわいくて頑固で気ぃ使いで怖がりでお転婆でぼーっとしててふわふわでツンツンしてて優しくていじらしくて不愛想でドジっこで不思議ちゃんで、、、まだまだいっぱいあるけど、書ききれない。そんなホリーがだいすきです。
ホリーが安心してもっともっと甘えられるような飼い主になるよう、これからもがんばるよ。
実はおとーさんが、わんこ用のケーキとか、アイスとか、いっぱい詰まった(親ばか)小包を、ホリーのために用意してくれてるんだよ。
「ほんと!? やった!!!」(はみ出した・・・)
2016年9月29日木曜日
レスキュー・ホリー
なんかもう、久しぶりすぎだ。
ホリーとの生活はたくさん楽しいことがあって、忘れずに覚えておきたいこともあるのに、ブログはぜんぜん追いつかず。
そんな中で、古い付き合いで犬飼いの先輩でもある友人に話して「感動した!」と言ってもらった、とっておきの逸話を書き留めておこうと思います。
ホリーのうちの子 3 周年記念と個人的なちょっとした重荷から解放されたお祝いで、5 月 (ほぼ 5 ヶ月前のことだ・・・)に富士山麓に出かけてきました。
休暇村富士の犬と泊まれるコテージに一泊。 休暇村わきに登山口がある長者ヶ岳にのぼりました。
頂上からのすばらしい富士山の眺望。
林の中の、明確な登山道がなく、赤いリボンの道標が示されたルートを下っていたときのことです。大好きな山道を駆け抜けるのが楽しくってしょうがないおっさんとホリーの姿はすぐに見えなくなってしまい、私はマイペースに下っていました。
登りは息を整えるために頻繁に足を留めますが、下りは割とスムーズに降りられてしまうので、足元ばかりに意識が集中しがち。ふと、その地面の感触が妙にふわふわしている・・・踏み固められていないことに気付きました。あれ、と思って顔を上げ、リボンを探してみますが、視野に入る限りには見つからない。さくさく進む足にまかせて勢いで下っていたら、いつの間にか登山道を外れてしまったようです。
右も左も前も後ろも同じような杉林が広がる光景、どこにも目印がない。ああ、人はこういう風にして遭難してしまうんだな。と妙に冷静に納得してみたり。
山中で道に迷ったときのセオリーは、「来た道を登り返す」です。決してあてずっぽうで下り続けてはいけない。疲れているからしんどいし、そのまま下ってしまいたい誘惑はあるんだけど。やれやれ。
そのとき、思いついてホリーの名前を呼んでみました。
「ホリー!ホリー!ホリー!ホリー!」
人の気配のないことを幸いに、めったに出すことのない大声を張り上げて何度も呼びました。
やっぱり来てくれないかな。
ホリーの呼び戻しは、基本できません。家でおやつをエサに呼び寄せることはできますが、ドッグランで呼びかけても気が向かない限りは来てくれません。それに、どれだけ距離が離れているかわからない。だからダメでもともと。
しかたない、登り返すか、と決めたところに、思いもよらない方角からホリーがおっさんを引き連れて現れました。
それまで走っていたホリーが急に方向転換して、強引におっさんをひっぱって連れてきたそうです。
なんだ、その名犬!?
「わたしが名犬ホリーです」
ふだんそっけなくツンツンしていても、わたしがピンチのときにはちゃんと駆けつけてくれるんですね・・・(しみじみと感動)。
無事に下山したのち、カモの群れにテンションが上がって田貫湖に飛び込み、泥だらけになっちゃったホリー。
「昨日シャンプーしたばっかりなんだよ!」とぼやいたところ、
「叱るなよ、ホリーは命の恩人なんだから」とおっさんにたしなめられました。
そうか。そうだよなぁ。
可愛いだけでなく命の恩人にまでなっちゃった私の愛犬ホリーなのでした。