5 月 10 日は母の日。
ホリーが卒業した「保護犬を救う会」では、毎年この日に、会の代表の K 母さんを囲む「卒わん同窓会」を催しているという。
K 母さんの右腕と呼ばれる F さんが、畑で穴掘りをしていたホリーを見つけて保護してくれた、ホリーの 2 番目のお母さん。F さんや K さんに、元気なホリーの姿を見てもらいたいなー、そして、ブログで拝見しては萌え萌えしていた卒業犬のみんなに会ってみたいなー、と思い、おとーさんに頼みこんで出掛けて来ました。
今回はレンタカーの助手席ではなく、後部座席のホリーのクレートの隣に腰掛けて、ホリーを励ましながら一路埼玉へ。相変わらず、車に乗るとガクガクブルブルのホリー。
「き・・・きもちわるいです・・・」
がんばれ、がんばれ、だいじょうぶ、と励ましていたらなんと、私まで久しぶりにちょっと酔いそうになってしまった。
約 2 時間のドライブ、ホリーはなんとか吐かずにがんばった。
会場の「ゆりはなドッグラン」に到着すると、すでにわんこがいっぱい。こんなにたくさんのわんこは初めて見る、というくらい壮観な光景。どの子も、K さんたちが保護して守って家族の元に送りだしたわんこたちだ。
ふわふわな毛皮とくりっとしたお顔が私の好みど真ん中の「ペロ」くん。憧れの「チャボ・チト・まいる」三兄妹。その飼い主の「ワンのろ」さんちの新しい預かり犬、「のんた」くんは、「撫でて」ってやってきてくれて超かわいかったー。理想的な「いいぶち」の子、オリーブちゃん。すみっこでひっそりとたたずんでいた美人のハレちゃん、やっぱり癒し系の「カイト」くん。ほかにも、いっぱい。
あっちにも、こっちにも、可愛い子だらけ。まるでアイドルのコンサート会場に来たみたいにわくわくしてしまう。
びっくりしたのは、ホリーのことを知ってくれている人たちが声をかけてくださったこと。ホリーが保護犬を救う会のブログに登場したのは、たぶん 1 回だけなはずなのに。
会のアイドル、チトちゃん先輩とソラちゃん先輩に似ているからかな?
今回、ソラちゃんはお留守番だったらしいけれども、チトちゃんは奔放に駆け回っている姿を生で見られて感激。
写真の下手な私が撮れた、唯一のチトちゃんとホリーのツーショット。チトちゃん、ホリーのにおいをかいでくれたんだよね。
ホリーはあんまりたくさんのわんこたちに怖気づいたのか、なかなか上手に遊べない。
ちょっとアウェー感醸しだしているよ。
そして、ホリー以上にアウェー感を醸していたのがおっさん。おっさんはもともと、私のように犬が大好きというわけではない人なので (その割に犬には好かれるけれども)、完全に奥さんの道楽に付き合わされているおとーさんのスタンス。人見知りで社交的ではない上、朝ご飯を食べそびれ、苦手な車を長時間運転してやって来たせいか、なんだかむっつり気味。
なんだよー。私なんて、おっさんに連れられて行ったプロレス観戦で「バラモン兄弟」にペットボトルの水かけられても文句ひとつ言わなかったのに・・・。(ちょっと面白かったのは認める。)
↑ 世にもおそろしい双子のプロレスラー、バラモン兄弟。
それはまぁ、おいといて。
わんちゃんと飼い主さんで楽しめる競技に参加。
柄杓にすくったピンポン玉と愛犬を手に走るリレー。
ホリーの足の速さが見込まれたか?アンカーに抜擢され・・・ましたが、颯爽と活躍とはいかず。でも、すっごく楽しかったよ。
愛犬とスキップリレー競技が始まる前に、お弁当をいただきにドッグラン併設のカフェへ。すてきなイングリッシュガーデンとテラスがあるのです。
むぐむぐ食べていたら、自分の番がやってきてしまい、慌ててランに戻ることに。
「お弁当おいしいですか?」ときいてくれたパンくんのママさんに、思わず「地味です」と言ってしまいましたが、「シブい」が正解。筍や辛子レンコンが入っていて、完食した・・・のに、なんでか私はよく考えずにああいうことを言ってしまう。反省・・・。おいしかったです。
スキップリレー予選の結果は 2 位、総合の結果は 3 位で、記念品までいただいてしまった。 1 位のトロフィーが筍だったのがなんとも言えずいいなぁと思った。
最後にはフィラリア陰転した子たちの表彰があったり、なごやかでアットホームな会でした。
F さんにはもちろんお会いできて、ホリーは最初は緊張してテンパっていたせいかツンツンしてしまったのだけれど、帰る前にあいさつに行ったときには、思い出してきたらしくいきなり F さんに飛びついていた。そうだよね。短い間だけど、ホリーのお母さんしてくれた恩人だものね。
来年また会おうね、ってお別れ。
みんなげんきでいてね。ありがとう。
同窓会幹事の葎楠くんファミリーが送ってくださった集合写真。ホリーを探せ!